拒否

私はあなたの誘いを断りました。
それはあなたが好きだからです。
普通の人よりあなたに好意があるからです。

私は声が嫌いです。
怒声や泣き声、相手をせせら笑う声。
笑い声は好きです。
でも少なすぎました。小さすぎました。短すぎました。

私は人のいない所に行きたいです。
声も、音も、時も、金も、善も、悪もない所で
一人でいたいです。
静かで振り回されず、迫られることなく
過ごしたい。

だから

わたしはあなたの誘いを断りました。
私はいま考えています。
私以外の他のすべてを壊すか、私自身を壊すか。
私は自分のことしか考えられません。
あなたのことなんか何も考えられません。

それでも・・・

あなたは私を誘いますか？
今の私を変えようとしますか？
思考を、気持ちを、価値観を、人間性を。
もしあなたが私を変えられるのであれば・・・

私はあなたの手をとるのでしょう。